「四月馬鹿」にて
卯月来ぬ榛名の山をまだも観ず水辺に映る桜咲かなん

新しき社を一目見てがなと伊勢参りたし五十鈴川越え

大潮のかかる細月指に居り君が絆を固く結ばん

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あぁ、僕のままでどこまで届くだろう
友人と久しぶりに話していたら思い出した、遠い昔の苦い思い出。
いつのことだったのかも記憶は曖昧で、そのときまわりに何があったのかすらもぼやけている。
多分友人の話を聞いているうちに連鎖反応でも起きて、思い出したのかもしれない。

転勤族だから「筒井筒」は存在しないなんてことを言っていたけど、実は私にもかつては居たことがある。
はるか昔、親同士が仲良かったからよく遊ぶ子が居た。
カナヅチの今の私からは想像もつかないかもしれないけれど、当時スイミングスクールに一緒に通っていた。
カナヅチの私を尻目に、彼は大会にも出場するほどだった。

彼と私、彼の妹と私の弟の四人、このメンバーで遊ぶのが常だった。
当時PCがマイコンなんて呼ばれてなんて珍しかった時代に、彼の家にあったそれをいじって遊んだなんて記憶もある。
やるのは当然ゲームだったんだけど…(笑)
いたずらも数え切れないくらいやったし…

それから彼とは小学校が別々になったため、顔を合わせる機会もだんだん少なくなっていった。その後幾許もしないうちに、さよならを告げる間もなく私は引っ越して…それからしばらく風の噂か何かで話を聞くようなことはあっても、まったく会うことはなかった。
もう彼も、彼の妹も顔すら思い出すことはできない。今はもうどこに居て何をしているのかすら、まったくわからない。
それだけのお話。

もしかしたらここを見ているなんて冗談みたいな話もあるのかもしれない。
友人の言葉を少しだけ引いて…

さよならも言えないでごめんなさい。
今どこかの空の下で、きっと幸せで居てくれることを祈る。

| other | 22:19 | comments (x) | trackback (x) |
ある物語
時々感傷に浸ってしまいたくなるのは、今もやっぱりいえない何かを持っているからだろうか。
人には言えず、今だ癒えず。
わかっているさ、あの時の約束だろう?
僕はまだ道の途中で君は遥か先に進んでいて、狂った歯車はもう戻らなかったんだ。

「最後に見た君の優しい微笑みは
いつまでも胸の奥満たすのだろう」

桜が咲くころの時季になると、ふっと君の横顔を思い出したりする。
まだ君がどこかに居るような気がするのは、僕がそう思っているだけなのかもしれないね。
懐かしいなんて言うにはまだ早すぎて、それでもどこに居るのかはわからない。
こんなことを考えるのは今の時間のせいと思いたい。

君が笑ってるならそれでいいと思うさ。
今も、これからも、これを見ているであろう君が幸せであるならば。
僕はすべて夢でできていたんだよ?

それでも時々襲ういたみ。
それは、僕の受けている罰なのかもしれない。

すっかり春です。
桜も咲いたのに結局写真撮ってないなぁ…去年は川沿いの桜並木が綺麗で、仕事帰りによく写真撮ってたんだけどね。
今年はあんまりそんなことをする余裕はなさそうです。
写真撮りに行く前に桜は散っていくんだろうなぁ…

| other | 23:15 | comments (x) | trackback (x) |
動けない、
体が重い、無理やりに起きる。
体操してもマッサージしても、風呂に入っても、何をどうやっても疲れが取れない。
まぁ、あんな無茶苦茶な旅行をすれば当たり前なんだろうけど。
今日が終われば明日は休みだ。
…多分呼び出しがなければ寝ていると思ってください。

ここに書く内容は仕事中に考えたりするんだけど、帰ってくるまでにすっかり忘れてしまったりすることも多い。
楽しいこととかそういうことばかりを書きたいと思うけど結局出て来るのはどうでもいいような話だったり。
暗い日記を書いたとしても読む人は滅入ってしまうだけだろうから。
眠いときはどうも筆も進まないようだ。

昨日が仕事始めだったんだけど、立ち仕事ってあんなにきつかったっけ?
とりあえず残業を早めに切り上げて定時で帰ったんだけど、だんだん足の感覚がなくなっていくのを直に味わった。
ちなみに立ち仕事といってもファミレスとかみたいに動かないから。
ずっと同じ作業台の前で立ちっぱなしの作業だ。


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| other | 09:23 | comments (x) | trackback (x) |
世界が夢ならいいのに
「赫く染まる、月の雫、涙、空。
哀しみは声にならないほど、深く

赫く染まる、待ち続け愛した一夜
融けだして心は凍てついてく」



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